
2023.8.2(水)KITSCH!! ~ ストリートの「伝統工藝」@ GOOD morning RECORD BAR(京都)
EVENT TIME:17:00 → 22:30 CLOSE
NO CHARGE
【展示】堤淺吉漆店 (@tsutsumi_urushi)
【FOOD】ふくや京都 (@fukuyakyoto)・鯖寿司・ポテサラ・コーヒー焼酎
【DJ】miharu @miharu.manju / MACKY @yasmaki/BABAO(TOKYOZBOYS)/飛2
✴︎SUMMER NIGHT MUSIC & TALK EVENT by You(th) Rock!!✴︎
歴史と伝統が根付く京都。独特の都市文化であるストリートカルチャー。今回のYRのイベントは京都の路地裏に潜むhidden gem、Good Morning Record Barで開催します。
DJ御三方がレコードで魅せる、濃厚なGOOD SOUNDを堪能できるメロウな夏の宵になるのは必至🎐🫧
そして今イベントでは京都で漆の精製・販売を行う、漆のメーカー「堤淺吉漆店」の4代目、堤卓也さん(@takuuuututu)によるトークセッション*も設けます。堤卓也さんは、漆という伝統工藝という角度から社会・環境問題の可能性を追求しています。大量消費社会の中で、伝統工藝とストリート文化を「漆 x サーフボード」という意外な組み合わせを一つの作品として融合させ、それぞれの文化が持つ、元々のイメージを問い直し、脱臼させ、伝統工藝・ストリート文化のニューウェーブを起こしています🏄♀️💨
*19:00-19:30を目安にトークセッションを行います。
路地裏、ストリートカルチャー。流動的、メインストリームへの対抗、アンチ。
漆が可能にしてきた、長く緩やかな物の消費。
この大量消費が当たり前となっている時間の流れの早い都市の中、一歩奥まった路地裏で、緩やかな時間を。私たちのアンチテーゼを、漆が提唱する日本の消費社会のアンチテーゼに耳を傾けてみないか。HACK THE STREET W/ YOUR KITSCHY MINDSET!!💥
【思考背景】
HACK THE STREET W/ YOUR KITSCHY MINDSET!!
—-- ‘KITSCH’ というボキャブラリーは、美術批評の文脈では「アヴァンギャルド」と対比して、低俗な趣味と解釈されていた。しかしポップ・カルチャーの影響もあり、大量消費社会の中で時に、肯定的な意味を持つようになり、ストリートカルチャーの中でこの ‘遊び感覚のあるおもしろいお洒落な価値観’ は、現在でも多様なフィールドで受け継がれている。ある事柄がカテゴリーに区分けされ考えてしまうと、固定化されて、消費されてしまう。区分けを、カテゴリーを払うことは、消費ではなく創造を可能にする。今まではごみに見えていたものが、人生を彩り始めるかもしれない。スケボーデッキが漆で塗られ、伝統工藝の一部になるその転換は、融合は、伝統とストリートの融合に限らずもっと大きな意味をなすかもしれない。面白いモノを見ているうちにだんだん目が養われてくることもある、その体験を漆を通して感じてみよう。今日の日を通じて、伝統工藝に興味を持つのか、持たないか、どう発展するかは十人十色。理解する必要もない、今日は楽しかった、面白かった。まず第一歩だけ、それだけでいい。何か大義や学問といったものに無理やり紐付けるのではなく、それぞれの人生のどこかでまた思い出す。何か派生して日常での小さな瞬間を問い直す、見直す。それだけでも、それ自体に、価値があるのではないだろうか。KITSCH、今日で何が変わっていくだろうか。
word by @er1kaka1 & @miutakk
flyer by @pommepourri
organized by @youth__rock (@mayuu_s & @er1kaka1)
GOOD morning RECORD BAR
〒600-8001 京都府京都市下京区真町90?7
https://www.instagram.com/goodmorningrecordbar/